香 嵐 渓
地理的には、世界の「TOYOTA]の本社がある豊田市から車で約一時間の「足助(あすけ)町にあります。この足助町は伊那谷に通ずる中馬街道の要所として昔、栄えた山あいの静かな町。今も当時の面影が所々残っており、風情のある小さな町です。香嵐渓を成す巴川はこの町の中心をやや外すように流れる清流です。
この橋が香嵐渓のメイン・スポット。右の橋の袂(見えませんが)には、橋を渡るのを待っている人たちが100mほどビッシリ連なっています。また、私の周りは写真マニアの方達に占拠されています。橋の両端では整理のガード・マンが声を嗄らしています。
巴川の左岸、まだ、色づいていません。
ここが、駐車も兼ねる食事処。香嵐渓の一番奥に位置します。
ここの八丁味噌をベースにした鍋(ぼたん、熊、雉等)は絶品。
但し、さすが熊だけは食べていません。
150畳の大広間で紅葉と清流を眺めながらの鍋は美味いです。
食材はすべて地元でとれる新鮮なものばかり使っているので
コスト・パフォーマンス(古いですね)が非常に高い。
香嵐渓の一番奥に近いつり橋。
ここもカメラ・スポットの一つです。
すぐ近くのハム・ソーセージ工房でつくられるフランクフルト焼き。焼き上がるスピードよりならぶ人のスピードのほうが早くて30〜40人が匂いだけ嗅がされています。でもこのウインナー、うまい! この煙でわかります?
地元特産のおもちを炭で焼いています。こちらもウインナーに負けず劣らず、2、30人程ならんでいます。「炭焼きおもち」とは、なんとも美味しそうではありませんか。
さ さ ゆ り の 湯
香嵐渓から3、40分ほど離れた山頂にある「温泉」。眺望の素晴らしさはピカイチ。天気の良い時は遠く、御岳をはじめ、中央アルプスも見えるそうです。頂上にある「露天風呂」に入って澄んだ空気を胸いっぱい吸い込むと世間の煩わしさを忘れさせてくれます。また、ここの温泉のもう一つの目玉は、このウッド・デッキです。2F(建物全体も)に作られているので開放感溢れ、ここで飲む風呂上りのビールの美味いことといったらありゃしない。
ここは、紅葉する木があまりないのが、チョット残念。ここで紅葉を見られたら最高です。でも山道がまだ整備されておらず渋滞どころではなく、
これでいいのかも。
(11/18撮影)
ライト・アップされた夜の香嵐渓は息を呑むほど美しく、雰囲気もあり、若いカップルで賑わいます。 イイな。