ちょつと一息

(8) 魔法?の電源コンセントBOX

最近、家屋のリフォームがチョットしたブームであるが、オーディオの世界?でも以前からアクセサリ・ーブームが続いている。景気を反映して高価なハード本体はなかなか買えないのであろう。僕もです。しかし中には機器本体より高価なものも有り、それに嵌ったマニアも居ると聞く。僕はマニアではないので、あまりコストをかけず少しでも「音」が自分の好みに近づけば、ヨシとする不良ジャズ愛好家である。
そんな僕がチョット拘っているいるものは、電源グッズ。といってもコンセント、プラグ、インレットといった比較的安価な部類で、電源ケーブルは底なし沼なので近づかないようにしています。最近、
CD回路のパワー・アンプの電源BOXを自作してみました
「STEREO」という雑誌に記載された記事をヒントに何でもない塩化ビニールの電源BOXを木片で安定するワケです。とは言うものの、オリジナリティも出したいので、コンセントは
PSオーディオの「POWER PORT」を特注でクライオ処理したものを使用する。なお、台となる木材は東急ハンズで加工の余り材(厚み20mm位))を利用(200円前後)する。BOXはネジでしつかりと木台で固定する。

この「POWER PORT」のコンセントは、ノーマルの状態では中低域の厚みは確かに上がり褒める向きがあります。反面、高域がいま一つ僕の好みではなかったので、クライオ処理をしてみました。勿論.、今までの経験上、確証があったわけですが。それと、ステンレス・ボードを一枚噛ませ、しっかりと固定する。更に取り付け部分にブラックメタルの防振材も差込んでいます。また、念を入れて取り付けネジもクライオ処理したものを使用しています。ホントに効果があるのか判りませんが。BOX内部は鉛も貼っています。

また、直付けの電源コードのプラグはハッベル8215CTをこれまたクライオ処理したタイプ(特注)を使用しています。
コードはシャークワイヤーのスタンダード・タイプ(OFC)です。

さて、その効果は如何に?もうお判りですよね、ここに掲載するぐらいですから。イヤー、このクライオ処理した「POWER PORT」の激変さにはいささか驚いた。高域の充実が特筆ものです。つまり、トランペット、dsのシンバルのリアリティが格段に向上しています。中低域もノーマル・タイプの良さを引き継いでおり、この電源BOXはなかなかの優れものです。なお、コストはしめて約15,000円強です。ドロ沼のコード禍に比べ、コスト・パフォーマンスは断然、上です。お断りしておきますが、僕は決して「クライオ」の回し者ではありません。


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