ちょつと一息


(1) 電源アクセサリー

最近、特に電源周りについて、いろいろ話題が挙がっています。おいしいお米やお酒ができる一番の条件は、「いい水」と同じように、「いい電源」を作る条件として、コンセントやプラグ等、多くの周辺グッズが出まわっておりますので、僕の経験上、効果があった点を少しお話します。

1. 壁コンセント

PADの「CRYO−L2」をずっと使っています。最近、新しいタイプのものが出できて、チョット古いタイプかもしれませんが、従来の松下電工、明工社のJIS,ULと比べ、あたりまえですが、価格の差どおりの効果は、確認できます。特にtpの音に芯がでて、また、サックスのエッジが立ってくるのが実感できます。

最近、この壁コンのベースを補強しました。まず最初は、黒檀のベースを一枚、噛ませました。もともと木の壁面でしたので、結構、振動が伝わっていて、困っていましたが、この黒檀のベースでかなり振動が減少し、「音」にザラつきが無くなりました。更にステンレス・プレートを加えたところ、これは驚き、低域のボリュームがグッと上がり、おまけに、質感まで向上。ベースの音程がクッキリ。低域の弱い?「ALTEC」の‘クレッセント’から、それまで聴こえなかった?「低音」が出てきました。

2. 自作電源BOX

東急ハンズで見つけた木の余り材(材質不明、厚さ50mm,500円ぐらい)を刳り貫き加工してもらったBOX。コンセントは左が「CRYO-1229JIS」、右が「HUBBELL 8300」をクライオ処理したもの。IECインレットもクライオ処理したもの。黒檀のベース(これも東急ハンズで加工)を一枚噛ましている。ここから、メイン・アンプの電源と採っているが、「1229JIS」のほうが、JAZZの持つエネルギー感を若干、切味よく、プッシュしてくれるので、現在は、こちらを使用している。但し「8300」の方が、質感は上のような気がする。

これも上と同様に、東急ハンズで刳り貫いてもらったものですが、インレットなしの直付けタイプ。コンセントは、「FIM 880」と明工社のJIS・タイプ。FIMはS/Nの良さが一聴してすぐ判るほど「音」が澄んでくるので、特に高域の伸びが顕著に感じられる。また、低域も凄み、と言うほどでもないが、グッーと伸びてくる。このコンセントから、CDプレイヤーとプリの電源を採っている。JISコンは使っていない。
さて、ここで、問題になるのが、オーディオ雑誌によく載っている、デジタルとアナログの分離の件ですが、ぼくの場合、CDプレイヤー+プリ、メイン単独、とプリ+メイン、CDプレイヤー単独、を試聴すると、前者(現在)の方が、良かったのです。まぁ、条件が違えばそうなるのかな?
なお、メイン・アンプには、別系統にて供給。

このBOXは、昨年の夏、息子の夏休みの工作で、一緒に作ったもの。要領は上ふたつと同じ。作品展に出すというので、アクセントとして取手を付けて、チョット、雰囲気を出して見ました。現物は意外によく見えます。コンセントは、明工社のJIS。いま、息子の部屋で遊んでいるので、いずれは、「ワッタゲート」か、「PSオーディオ」でも組み換えようかな、と思っていますが、何時の事やら。

*なお、PADのカバー・プレートは、すぐ上にエアコンがあり、ノイズを出している恐れため、
付けた状態で使用、音質劣化は、あまり感じられない。

アナログ(後段)

デジタル(前段)


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